2011年02月22日

小ネタ2:河津桜祭りにて

 週末に河津桜を観に行ってきましたるんるん

 まだ5分咲き程度でしたが、川沿いに並んだ桜桜木桜がうっすらとピンク掛かった遠景はなかなか趣があって美しゅうございました。

 ・・・・・とは言いつつも、やはり『花より団子』顔(ペロッ)
 並んだ出店と桜を眺める視線の滞留時間比率は明らかに8:2(苦笑)
 串焼き、焼きそば、たこ焼き、イカ焼き・・・・・・。
 うーん、目移り目移りグッド(上向き矢印)
 ってか、焼き物オンリー?
 言うまでもなくビールビールが欲しい状況ではありましたが、宿泊先まではハンドルを握る身。
 我慢我慢でございます。
 で、喉も渇いてきたので、と視線を泳がせると目に飛び込んできたのが、コレ。
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 こちらの店舗名は・・・・・・・・・・・。
 ・・・・・・・・・・・・・・・【鶴と亀】

 よござんすね、鶴小鳥と亀カメ
 ・・・・・いや、めでてえ名前だね、どーも顔(チラッ)
 にしても、店の名前だからね。
 ・・・・・まあ、いいけどさ。


 で、で、そのテンポの看板が、コレ。
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 ・・・オレンジ色の字だけ読むと、
 『みかんなまーじす』








 ・・・・・なんだ?それ?

 しかもその横はどーみても『おしろこ』だしもうやだ〜(悲しい顔)
 さらに『もち』ってなんだよ?
 磯辺か?安倍川か?
 ご丁寧に「おしるこ餅入り」とまで書いてある。
 フツー、お汁粉は餅入りだろ?

 大体にして、デザインはおろか割り付けすらろくに考えてない、やる気のない看板はなんだ?
 ある意味、面白いっつーか・・・・・。
 狙いか?狙いなのか?


 その他にも、河津桜祭りの会場ではなかったけれど、
 『ウルトラ生ジュース』とか『スーパー漫画喫茶』とかあって面白かったっす。
 静岡県人って、派手な広告が好きなのかしらん?




 さて、では、最後にキレイな『お花』をどーぞ黒ハート
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 イタリア風串焼き屋のおねーちゃんるんるん
 こーんなエキゾチックな顔立ちで、達者な日本語に萌え〜〜〜わーい(嬉しい顔)


オイラの出番は無しなん?(ウィル)
まあ、そーいうこともあるよ、殿下(とーさん)

【小ネタの最新記事】
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2011年01月16日

「どんど焼き」に行ってみた。

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 昨年末から神サマ大好きモードのとーさんは、今度は「どんど焼き」に行ってきました。初詣にてお札を購入したのなら、やはり次は古いお札を神サマにお返しせねばなりません。
 例年なら(ってか初詣自体が何年振りだ?顔(汗))詣でるついでに古いお札などは神社に収めてきてしまうのですが、今年はホントーに神サマの存在を信じる気になっているので、キチンと行事を行なうことにしました。

 考えてみりゃ我ながらゲンキンなこってす・・・・・(汗)。

 向かったのは国から重要無形民俗文化財に指定されている大磯の左義長(どんど焼き)。
 思ったほどの人出でもなく人混み嫌いなとーさんもちゃんとイベントに参加して楽しむことができましたわーい(嬉しい顔)
 目分量3年分くらいのお札類を炎に放り込み、今年の無病息災と幸運をお祈りしました。
 すでにイイことあるけれども、さらに花が開いて実を結ぶといいなるんるん
 そのための努力は惜しみませんです、ハイ。

 ただ、人出が読めなかったことと火が近くのイベントでしたので、今回はウィル殿下はお留守番としました犬(泣)
 どんどの炎で焼いたお団子を食すと1年風邪を引かないそうです。
 来年のどんど焼きには殿下も連れて行って一緒にお団子を食べようと思います。

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どんど焼きに行く前、連れに餅を焼いたらイカンのか?
と、訊いたら笑われました・・・・・。
けど、ウィキの百科事典をみたら、
もともとは餅を焼いていたらしいっす。
大磯の方が邪道なんじゃん!(←負け惜しみ)


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2011年01月15日

【忖度】

そんたく【忖度】
(名)
スル
〔補説〕 「忖」も「度」もはかる意
他人の気持ちをおしはかること。推察。

[ 大辞林 提供: 三省堂 ]


 ・・・・・・・ですって。
 勤め先の社長が訓示の中で紹介しておりました。
 したら、サラリーマンやねぇ。
 みなさん、度あるごとに「忖度」を使う、使う。
 まるで自分が見つけてきたかのように(苦笑)。
 
 3ヶ月前にニンジンゲットをしくじったおっさんは、淡々と、粛々と、お勤めをしております。
 なんつーか、ニンジンがなくなったら却って気楽になりました。
 特に昨年12月以降は拾ってくれた神サンがいることもあり、
 「まあ、とりあえずどうでもいいか♪」と。
 昇進したくない訳ではないけれど、したらしたで窮屈になりそうな気もするし、もともとさほど勤労意欲旺盛でもないので、今は時間にゆとりのあるぺーぺーの方が性に合っていると感じています。将来性と財政に不安は感じますが、当面なんとか転がっているので、夕飯の心配は昼飯を食べてからすることにしました。

 ところが、そーんな気持ちになった途端にまたニンジンが出現バッド(下向き矢印)
 昇進して関西の営業所に行かないか?ですと。
 「はい〜〜〜exclamation&questionグッド(上向き矢印)(←杉下右京風に)
 いわく、秋の組織改編で昇進させなかったことは申し訳なく思っている。ところが本社では現在ポストがない。しかし、関西営業所で管理職を欲しがっているので、どだ?
 ・・・・・と、いうことだそうです。






 そりゃあ、表面上は気楽な独り者だけんどもさ。
 20年近く返済の残った一戸建てと老人の入り口に立っているおっかさんおっ放り出して、昇進して関西に行け?
 や〜なこった顔(ペロッ)
 ま、会社組織の人事ですから個人事情を考慮しないのも当然と言えば当然ではありますが、にしてもねぇ(溜息)。


 わかっちゃねぇなぁ。
 おっさん、昇進できなかったことに腹を立てているのではなく(そりゃ決定直後は腹も立てていたが)、昇進見送りの決定をキチンと告知してくれなかったことに腹を立てているのよ。ニンジンぶら下げて期待させるだけさせておいて、それを土壇場でひっくり返し、そのまま放置した不誠実さに腹を立てているのよちっ(怒った顔)

 まるで【忖度】できてねぇ。
 正直、えらそーではありますが、
 「オワってんな、コイツら」
 と、思いました。
 まあ、職場・仕事に対する価値観の相違もあるでしょうから、どちらが正しいとは言いませんが、今のおっさんにとって今の会社は生活のための手段であって、ウィル殿下も含めて手段のために現在の環境を変化させなければならないとしたら、手段の方を変えるだけのことです。
 言い換えれば、今の会社に環境変化に勝るだけの魅力が無いっちゅーことです。いち労働者として。

 けどまあ、まだ『そこ』にいる身ですからね。
 許容範囲内で頑張ってはいきます、ハイ(苦笑)。
 文句を言わず、淡々と、粛々と。

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・・・・・いや、ひじょーに【忖度】しやすいのですが?

2011年01月12日

小ネタ1:鎌倉の雑貨屋にて

 年末このかた、妙に信心深くなっているとーさんは、何を勘違いしたのか、数年ぶりに鶴岡八幡宮なんぞに初詣に行っちまいました。
 っても、行ったのは10日なんですが、何か?

 大枚はたいてごっついお札と破魔矢の「大」なんぞを購入し、意気揚々と小町通り散策に。
 とある雑貨屋さんのショーウインドウに良さげな器を発見し(最近、素焼きの焼き物に興味深々)、ふらりと中へ入りました。
 すると焼き物以上に目を惹いたのが、お店のご主人にリードを持たれた看板犬(?)のダックス君犬(笑)

 目が合った瞬間から尻尾ブンブンの大歓迎モードグッド(上向き矢印)
 ひざまずいて喉元をグリグリしたらもう、
 「オッチャン、ええ人や〜〜〜ハートたち(複数ハート)
 と、熱烈なペロちゅー黒ハート
 上ちなみに男の子。

 それに驚いたのがご主人でして、こんな反応は珍しい、とのこと。
 基本、来客には吠え立ててしまうので困っていたそうです。
 「私も犬、飼ってますんで」
 と愛想笑いで答えたら、
 「保護犬ですか?」
 と、ご主人。
 もちろん、ウィル殿下も保護犬ですので「ハイ」と答えたら、
 「やっぱり、動物って、わかるんですかねぇ」

 ・・・・・・なんか、素直に、すごく嬉しかったぁ。
 っつーか「保護犬ですか?」って訊かれた時点ですでに驚いてたけど。
 やっぱ、そういうオーラみたいなものってあるんすかね?

 今度は殿下を連れて、ダックス君に会いに行こうと思いました。
 上焼き物ことはすでに忘れているふらふら

 さらに小ネタ・・・・・。
 お札の購入に際し、
 「何にしようかな? 家内安全?ちがうな〜。商売繁盛(仕事運)はもはやどーでもいいしなー。交通安全?ま、それはもちろんだけどものたりないなぁ。学業成就?受験はとうぶんしねーだろ?・・・・・・・うーん、うーん」
 と、しつこく迷っていたとーさんに、連れがひとこと。
 「厄除けでいいんじゃない?」
 ・・・・・・・・もれなく当たりです。それ。
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2011年01月07日

おうどん大好き

 新年、明けましておめでとうございます鏡餅
 今年もよろしくお願い申し上げます犬(笑)

 ・・・・・一応、言っときます。
 前回まったく失念してましたので顔(汗)
 っても、すでに暦は七草でございます(滝汗)

 さて、今年のお正月も例年通り兄夫婦が来訪し、甥と姪も遊びに来ました。
 ウィル殿下と兄家族の距離も年々縮まっており、今年は兄と義姉の間で「鯵のひらき」モード全開でございました。どーやら時々現れる群れの仲間として認識をした感じです。

 そんな殿下のささやかな進化はともかく、人間どもはこれまた例年通り元旦の夕飯はイベント「鍋」イベント
 今年はカモ鍋になりました。
 宴もたけなわ、兄や義姉にカモの切れっぱしを頂戴して、殿下も大満足の夕飯でありまして、鍋にはついに締めの「うどん」が投入されました。

 やめときゃ良かったんでしょうけどね〜もうやだ〜(悲しい顔)
 兄や義姉がカモ肉を与えるので、とーさんは遠慮して食事中は殿下の相手をしませんでした。で、ホトケ心を出してしまった。
 カモだしのたっぷり染み込んだうどんを1本、殿下にお年玉。




 そーとー、美味かったらしい。
 普段の殿下はあまり「おねだり」はせず、貰えたら頂くスタンスです。
 ところが。
 うどん喰ったら目がランランと輝き出し、前足チョイのおねだりをこれでもかってくらい繰り返しました。
 まあ、人間用の味付けが犬に良くないのはわかっていますが、お正月ですから。
 美味しい幸せが感じられるなら少しなら、いいか、と。
 
 それにしても殿下のすさまじい反応にビックリです。
 こりゃあ正月早々、禁断のお味を教えてしまったかなぁ・・・・・。

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肉より炭水化物に強反応するワンコもどーかと思うぞ?
ウィル殿下


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2011年01月03日

完全復活♪

 ・・・・・って、ブログじゃないよ♪
 ブログは今まで通り、気分で書きますので2〜3か月は平気で沈黙します。

 ・・・・・〜んーーーー。
 ただ。
 メンタル的には完全復活で♪

 なんつーか、捨てる神あれば拾う神ありってとこですかいね?

 拾った神サンが福の神である保証はないのだけど、逆に考えれば捨てた神サンが福の神であったかもわからないわけであり。
 一緒にいる時はね、舞い上がっているからさ。
 てっきり福の神だと思い込んでいるけれど、よくよく考えると、はて?本当に福は来てたのでしょうか?と。
 まあ、失礼っちゃ失礼だとは思うが、絶対値で考えればあくまで結果ですから。
 そう思うと、年末この方、今の状況の方が福が来ていると思うので、まぁ、拾われたことで良しとするかと。

 ということで、せっかく拾ってくれた神サンがいるわけですから、今度は捨てられないようにするべぃか、と思っているおっさんであります。
ニックネーム ウィルとーさん at 22:41| Comment(0) | TrackBack(0) | おっさんのつぶや記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月31日

終わり良ければすべて良し!

 ・・・・・って、よく言うわなぁ。

 仕事納めの日の朝礼で、進行やってた方も言っとりました顔(イヒヒ)
 年の瀬になるとそこかしこで聞かれる言葉でございます♪

 ・・・・・なんですが、正直、これまでの自分を振り返ってみて「終わり良ければすべて良し!」ということは、まあ、無かったなぁ、と。なんでもかんでも引きずってきたわけじゃないけれど、紅白歌合戦を見ながら脳裏をよぎる心配事がひとつふたつは必ずあって、あんまり「すべて良し」って心境にはなれてなかったんですゎ。

 ただ、今年は「終わり良ければすべて良し!」になりましたわーい(嬉しい顔)
 いや、心配事や悩み事が全くないわけではないし、多少、引きずっていることがないわけではないのだけれど、それを上回るご縁がありまして、抱えているマイナスをすべて帳消しにしてしまっています黒ハート

 ある意味、まったく縁がないと思っていた方とふとしたはずみで話す機会がありまして、そこから想像を超える急展開。いささか駆け込みの感がないわけではないけれど、タイミングなんてこんなもんやね、と驚きつつ、やっぱり神サマっているのかも、と妙に信心深くなっていたりもします(苦笑)。

 これから先がどうなるかはわかりませんが、少なくとも今は、新しいご縁を大切に育てていきたいと思いますし、その努力は惜しまないつもりです。
 なんだかんだで今年も出入りの激しいゴルフをしてきたような気がしますが、なんか、最終ホールでイーグルをとったような心境で、今年はどちらかと言えば勝ち戦かな?と感じています。
 ま、勝ち負けなんざどーでもいいんですけどねるんるん

 いずれにせよ、希望を持って1年を終われる今年はいい年だったな、と。

 さて、今年もあと数時間。
 皆様、良いお年をお迎えください。
 
ニックネーム ウィルとーさん at 21:08| Comment(0) | TrackBack(0) | ウィルとーさん記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月24日

推定5歳

 そんなわけで(どんなわけだ?)、
 12月5日をもってウィル殿下、めでたく5歳となりました犬(笑)

 ま、今に始まったことではありませんが、あくまで【推定】なんですけどね。
 救出された時点で獣医師に推定1〜2歳とされてただけで、本当の歳はもちろんわかりません。
 専門家の見立てですからそうそうぶれるものではないと思いますが、それでも、引き取った後に連れて行った獣医では、A医師は2歳、B医師は1歳と意見が分かれました右斜め下
 まあ、どっちにしても1歳と2歳ですから『誤差』の範囲内ではあるわけですが、あくまで可能性のひとつとして、実は3歳であったり4歳であったりすることもあると思うのです。
 そう、ウィル殿下の実年齢は、少なくとも今現在の関係者(?)には、誰にもわからないミステリーのようなものなのです。

 で、話は跳びますが。
 来年は、アジリティにでも挑戦してみようかな? と思いました。突然顔(ペロッ)
 マジックさんのところの名犬ダッシュくんも5歳からアジを始めた遅咲きだったそうですし、推定5歳のウィル殿下も始めるにはいい頃あいかと。
 というのも、最近、ウィル殿下はよく走りますし跳びます(苦笑)。
 5月の中性脂肪事件のころには10Kgあった体重が、反省とコントロールを兼ねてカロリーOFFのフードを混ぜて与えるようになってから減少し、今は8.5Kg前後で落ち着きました。そーしたらまあ、走るわ跳ぶわ犬(笑)
 やはり少し、おデブちゃんだったのでしょうか?顔(汗)

 そんな殿下を見ていると、やはりこの子は「走る」「跳ぶ」が好きなんだなぁと感じるわけで、今何歳で、この先殿下がどれだけ生きるのかはわかりませんが、殿下との暮らしを楽しむには二人で共通の目標をもってもいいのかなと感じている今日この頃です。

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何はともあれお誕生日おめでとう!
ウィリアム殿下♪


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2010年10月19日

困った時の「貫一郎」さん

 ・・・・・ってなわけで、目前のオヤツがわけもわからず消えてしまってひたすら「ぼーぜん」としているようなウィル殿下を笑えないおっさんであります。殿下、これからは意味不明な「マテ」は控えるよ顔(泣)

 とはいえ、いつまでも「ぼーぜん」としているわけにもいかんので、心のデフラグをせねば!
 ってことで、そう、困った時の「貫一郎」さんであります。
 え? わからん!って?
 そうだよね。
 それはこれからお話しますが、・・・・・にしても、今回は語り口調の文節が多いな。ネタばれ、ネタばれ顔(ペロッ)

 件の「貫一郎」さんとは「吉村貫一郎」のことを指しています。
 「吉村貫一郎」とは浅田次郎さんの時代小説「壬生義士伝」の主人公であり、ほぼ架空の新撰組幹部隊士のことです。
 ほぼ架空というのは、さまざまな文献資料などで「吉村貫一郎」という人物が実在したことは間違いないのですが、「新撰組始末記」で語られるこの人の逸話は作者子母澤寛の創作であり、重要な登場人物であり南部藩の大野次郎右衛門なる方は架空の人物であることがハッキリしているそうです。
 浅田さんは、この実在した人物の架空の逸話にスポットを当てて素晴らしい作品を世に送り出して下さいました。
 えらそーですが個人的に感謝感謝でございます。

 物語の詳細は本を読んで頂くとして、何が困った時の「貫一郎」さんなのか? ということなのですが。

 時は幕末、舞台は長かった侍の世の終焉。
 「貫一郎」さんは新撰組隊士なのですから、一応は幕府側の侍ということになります。しかし、実態は故郷南部藩の家族を養うためにやむなく脱藩をして京都に出稼ぎに来た、身分は足軽の半農民であります。
 もともと新撰組ってのは侍の身分に憧れて、都で一旗揚げてやろうと飛び込んできた百姓や浪人などの寄せ集めですから、他の隊士も程度の差はあれ境遇は「貫一郎」さんとあまり変わらない。が、家族を養うためにってのは「貫一郎」さんだけ。だから表面上、とてもケチな田舎侍。新撰組はそうとう羽振りがよかったそうで結構な給金を頂けたうえに、命のやり取りをする最前線ですから働きに応じての臨時手当も大盤振る舞いだったそうです。ですから自分が多少の贅沢をしても十分な仕送りができたはずですが、「貫一郎」さんは給金手当の全額を毎回必ず送金し、自分はほころびだらけの着物に痩せ刀。けど、腕は滅法たって危険な仕事は常に最前線に出ていく。
 そんな風変りの守銭奴田舎侍を周囲の人々がどのように見ていたか、を、明治維新を生き抜くことができた関係人物が、過去を述懐しながら当時気付かなかった新たな発見をしていく、という語り口調の文体で書かれています。
 新撰組ってのは先ほども述べたように、百姓・浪人・下級武士の寄せ集めですから「本物の侍」にとてつもなく憧れており、行動原理は「侍とはかくあるべし」ということに終始しています。ですのでとにかく「武士道」なるものにこだわり、些細な規則違反でも厳罰を下し隊士に「切腹」をさせたりします。ただ「切腹」ってのも「侍」にとっては非常に名誉な死刑であり「切腹」すら許されずに首を刎ねられるってのは侍にとって恥辱の極みだったそうです。裏を返せば出自のよくわからない新選組隊士に切腹させるということは「侍として死なせてやる」ことだったわけです。つまり、それだけ「侍」であることにこだわっていたということです。
 そのような武士道第一主義の組織にあって「貫一郎」さんは異色の存在でした。
 家族を養うために仕送りするのは良しとしても、自分が赤貧にあえいでまでしなくてもいいだろう、と。稼ぎが低いならともかく、切ったはったの最前線で命を的に高い給金をもらっているのだから贅沢してもバチはあたるまい。それよりも「侍」なんてのは見栄をはってナンボの商売じゃ。まして新撰組は命がけで見栄を張らにゃあならんのだ。金と命を惜しんでなんになる。その上、時代はどーも幕府側の「侍」にとってよくない方向に向かっている。せいぜい派手に死に花をさかせようじゃあないか!ってなもんが当時の新撰組の状態でした。
 ところがどんだけカッコをつけて見栄を張っていたとしても、まあ人間ですから、いざとなると色んな迷いが出てくる。ついには鳥羽伏見の戦いで薩長軍の錦の御旗を見た新撰組は潰走寸前の逃げ腰になってしまう。誰もが見栄も誇りも失いその場に崩れそうになる中、それまで「侍」の風上にも置けない守銭奴の田舎侍と思われていた「貫一郎」さんはただ一人、大音声で見栄を切り雲霞のごとき薩長軍に向かっていく、と。
 最後はちょっとはしょってしまいましたが、お話の流れは大体こんな感じです。
 話の筋だけだとなかなかテーマが見えてこないのですが、おっさんの解釈はこうです。
 つまり、故郷では足軽という身分から満足に家族を養うことができない父としての不適格者であった「寛一郎」さんは、その甲斐性を満たすために脱藩をして新選組に入りました。だから「侍」としての見栄や矜持なんぞどうでもよく、ひたすら家族に仕送りをしました。それが彼の目的だったから。しかし、新撰組に入隊したことによって身分は足軽から最終的には直参旗本並(内実はともかく)となりました。徳川幕府の禄をはみ徳川家の家臣となったわけです。それは故郷では超えることのできなかった身分の壁を越えさせてくれたということです。「貫一郎」さんという個人を認めて評価をしてくれたのです。人としてとてもうれしいことです。その徳川家が滅亡のふちに追い込まれようとしているとき、家臣として逃げ出すことができるでしょうか?
 「貫一郎」さんの答えは「否」でした。
 ここには大いなる矛盾が発生します。家族を養う父として生きるならば、その死は責任放棄を意味します。一方、認めてくれた徳川幕府に義を尽くすならば、わが身を案じて逃げ出すことは不義以外の何物でもありません。
 父として生きるのか、臣として死するのか。
 ただ、どれだけどん詰まりになったとしても、曲げてはいけない節義ってのはあると思います。「貫一郎」さんの家族が生きながらえたのは、幕臣となった「貫一郎」さんの稼ぎのおかげであるならば、たとえその先が責任放棄となったとしても、稼ぎの元の幕府が倒れるその日まで幕府を裏切るような真似はしちゃならねぇ、と。それが人としての義ではないかとおっさんは思うのです。

 実際のお話はもうちょっと複雑で、おっさんのつたない解説では足らない部分が多く存在します。
 特に、展開の中心は関係人物の述懐ですが、幕間では「貫一郎」さんの命火が尽きるまでの時間を「貫一郎」さんのモノローグでつづられています。そこがまた人間の感情の機微がうまく描かれていて胸に沁みます。行きつ戻りつの繰り返しやなぁ、と。

 いずれにせよ、おっさんは何かしらに息づまるとこの作品を読み返しています。
 その度に「貫一郎」さんのように生きたいなぁ、と思います。
 自分の「義」ってんですかね?
 そいつにだけは反しないようにしたいな、と。
 ま、現実世界はなかなかにそうシンプルではないんですが(苦笑)

 では、最後は「貫一郎」さんの作中でのセリフで締めたいと思います。

「新撰組隊士吉村貫一郎、徳川の殿軍ばお努め申っす。
一天万乗の天皇様に弓引くつもりはござらねども、
拙者は義のために戦ばせねばなり申さん。
お相手いたす」
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人生万事塞翁が馬


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2010年10月17日

決定力不足

 野球やサッカーの試合で、優勢にゲームを進めているのに点が取れないことってあるじゃないですか。

 毎回のようにランナーを出してワンアウト満塁とかノーアウト2、3塁にするのにあと1本のヒットが出ない。敵陣でボールを回して再三シュートを打つんだけれども枠をとらえなかったりポストに嫌われたりして得点できない。
 俗に「決定力不足」なんて言われますな野球サッカー
 で、そんなこんなで試合が進む間に優勢に戦っていたはずなのに、パスボールで失点したりオウンゴールをしちゃったりして先に点を取られてしまう。
 選手もサポーターも「あれexclamation&question」ってなもんです顔(汗)
 そのあと逆転できるかどうかは別にして、その時点では「流れ」が相手チームにいってしまうことがほとんどで、その後の試合展開はそれまでの攻撃型から守備型になってしまうことが多いように思います。
 やっぱ決める時に決めないと「幸運の女神」はすぐに浮気するっちゅーことですかねぇ?

 いやね、仕事で昇進の話があったですよ。半年前から。

 4月に昇進推薦をされた話が告げられ、その時は時期尚早ってことで「マテ」がかかった。
 6月には正式に昇進伺いの稟議書があげられトップの内諾は得たが10月に大幅な組織変更があるのでその時に、ってことでやはり「マテ」がかかった。
 で、9月になって社内で組織変更の話が噂され各方面で対象者には次々と打診がされているのに、待てど暮らせどおっさんにはなぁんの話もない。昇進するにせぇしないにせぇ、とにかく「マテ」のコマンドが入ったままの状態が続き、10月を10日後に控えた頃に、社員のスケジュール管理を行うネット掲示板にて10月からの新役職者の会議参加者の中に自分の名前が記されていなかった時、おっさんは自分の昇進見送りを認識しました。
 「お魚は網の中」と思っていたけどいつの間にか網には穴があいていた、ってとこですなぁ。
 あ、表現が割と他人事なのは、スネてるわけじゃあないっすよ。
 そーいう気持ちがないかといえばウソになるけど、仕方ないよね、自分が決めることではないから。会社組織である以上、事情があってそういう決定になったのだろうし、給料を頂く立場としてはお上の決定には従わねば。無論、昇進を見送られる何かしらの理由がおっさん側にもあったのでしょう、きっと。

 ただね。
 なんでその事実を掲示板で認識せにゃならんのだ?
 おっさんを推薦し稟議書を書いたご本人は、それが結果として通らなかったことを当然、知っていたはずだ。知っていたからこそ新役職者の会議予定も組めるわけだしね。
 
 「ニンジン」ぶらさげて「マテ」をかけたからには、「ニンジン」取り上げるにしろ「マテ」を解除するにしろ、その行為の責任はとって頂きたかった。
 中には取り上げられた「ニンジン」めがけて牙を剥く犬もいるだろうが、それによって怪我をすることもあるかも知れないが、それはやはり仕方がない。だって、ご褒美ぶら下げて期待させちゃったんだもん。
 結局、掲示板に予定が発表されて2、3日経ってからおっさんが「事情を聞かせて下さい」と申し出るまで、ご本人からはなんのアクションも無し。
 中には、9月中のおっさんが明らかにイラついているように見えたそうなので「話しづらかったんだよ」という同僚もいたけど、それは違う。
 少なくともおっさんより上席にあり、かつ自分で広げたフロシキならば、たたむのもまた自分でなければならない、とおっさんは思うし、それが上席責任者の務めだと。
 6月に「マテ」がかかった時、ご本人はこう言いました。
 『カラ手形をきるつもりはないが・・・・・』 と。
 しかし、結果、その手形は不渡り手形になっちまったのさ。
 企業が不渡りをだしたら1回目で金融機関の取引停止。2回目で倒産。もっとも金融機関取引停止になれば事実上は倒産同然だから、その時点でジ・エンドなんだがね。
 じゃあ不渡り手形をつかまされた債権者に対して、その債務者が何をするかってことになれば、専門家に頼んで債権者集会開催? ま、それもあるけれど、まずはすっとんでいって「申し訳ございません!」でしょ?フツー。それが誠意ってもんだよね?違うかな?
 それすら出来ずに、こちらから問い質してから四の五の言い訳されてもむなしく響くだけですがな・・・・・。
 100歩譲って「決定を告げたらおっさん落ち込むよなぁ、可哀想だよなぁ」というのがご本人の優しさだったとしても、その優しさ故に、おっさんが少し落ち着いてから言おうと思っていたとしても、おっさんが先手を打ってしまった以上、その優しさは消費期限の切れた生鮮食品同然。なんの値打もありません。処分に困る生ゴミにしかならんのですよ。
 正直そこまで思いたくはないが、おっさんが何も言わなければご本人はハッキリ言わずに済まそうとしていたんじゃなかろうか?とさえ感じてしまうわけですよ。やれやれ。

 さて、やっと前振りと背景説明が終わったるんるん
 ここからが本題るんるん

 あくまでも「今にして思えば」という前置きをした上での話となりますが、やはり4月、6月の段階で昇進を確定できなかったのが今回の結果を導き出した要因なのかな、と感じたりします。
 時期尚早?組織変更??
 きわめて正論ではありますが何事でもそうであるように、物事のできない理由、やらない理由をつけることは割と簡単だと思います。極端な話「うーん、それはどうもなぁ・・・」と言って首をひねっていりゃ済むわけですから。それこそ枠をとらえたシュートがポストにはじかれてしまった時「あー、運が悪い」と言う解説者とレベルは変わりません。
 一方、物事が決まる時っていうのはホント拍子抜けするくらいにあっさり決まります。ウィリアムを我が家へと思った時、当時の様々な事情・環境を思いあぐねていた割には、それこそ「この子ください」「いいですよ」と即断即決でした。そこに運命とかが作用するとは思いたくはないけれど、強いて言えば「ツキ」とか「流れ」ってのはあるように思います。
 つまり、決まらなかった理由が何なのかはわかりませんが(説明もねーし顔(イヒヒ))、流れはきていたけどおっさんにその流れに乗るだけの実力がなかったのか、あるいは昇進の話がきたことを「流れ」と思ったけど実はおっさんの単なる勘違いだったのか、いずれにせよ、決まるべき話であればスッと決まっていたんじゃないのかなぁ、と。要するに、何らかの決定力が不足していた、という訳ですかねぇ顔(ペロッ)

 まあ内的な事情はどうあれ、この半年間は「ニンジン」ゲットめがけて攻撃的な仕事をしていたわけですが、そこで決めきることができずに「流れ」というか「風向き」が変わった事実は受け止めなければなりますまい。よって今後しばらくは守備的な仕事に徹してカウンターアタックのチャンスを待つ、と。試合終了のホイッスルが鳴るまでにチャンスが来るかどうかはわかりませんが、まずはこれ以上の失点を防ぐことから始めないとゲームが成り立ちませんからね。今はとにかくミスをしないで確実に相手の攻撃の芽を摘んでいくこととしましょう。

 ・・・・・・に、してもだな。
 いやぁ、昇進して昇給があれば、ウィル王子にももう少しイイおやつをあげられるな、と期待していただけに、ホント、残念るんるん
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スンマセン、殿下
もうちょっとの間、安物で我慢してつかぁさい


ニックネーム ウィルとーさん at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | おっさんのつぶや記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする